プロフィール

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プロフィール

 

はじめまして、ネノーリです。

 

当ブログに訪問していただき、ありがとうございます。

 

 

 生まれつき耳が聞こえず、7歳で聴覚障害(感音性難聴)(※注1)と診断されました。

 

 

小学校から高校までは、難聴学級に通いながら一般の学校にも通っていました。

 

その環境の中で多少のいじめを経験することもありましたが、障害があってもPCに精通していたこともあり、憧れの工業大学で学びたいという気持ちは強く持ち続けていました。 

 

 2年間の浪人生活を経て、希望する私立の工業大学に合格し、入学することができました。大学ではプログラミングや情報技術を学び、将来に向けてのスキルを磨いていきました。

 

 

 在学中には自宅で趣味としていたゲームプログラミングにも挑戦し月刊プログラミング雑誌に3回連続で特選掲載されるという新たな道が開かれました。聴覚に障害があっても、プログラミングの世界では、コードさえ読めれば誰とでも対等に戦えます。

 

 

 卒業後、ハローワーク(職業安定所)を通じて就職活動をしましたが、障害者枠の少なさやハンディキャップに悩まされました。

 

初めての会社に入社するまでに4ヶ月かかり、正社員として入社してもコミュニケーション問題で馴染むことができずに短期間で退職。その後、派遣社員として5回の転職を繰り返しました。

 

 そんな中、インターネットショッピングでホログラムの切手を探していたときに、インターネットオークションの世界と出会いました。

 

最初はただの趣味でしたが、取引の基本を学ぶうちに「ネットで稼ぐ」という可能性を知るようになりました。しかし、カテゴリにあった情報商材に手を出し、稼げないままノウハウコレクターになり、気づけば150万円借金を抱えることになってしまいました。

 

 この状況を変えたのが、ヤフーオークションでの物販でした。家庭用ゲームソフトを出品し、初めて落札されたときの喜びは今でも忘れられません。そこから少しずつ物販を続け、取引のスキルを磨いていきました。

 

 さらに、掲載された作品をオンライン向けに移植開発し、インターネット上で公開したところ、多くの人に好評をいただきました。その作品がきっかけでオファーを受け、初めての開発依頼を受注。フリーランスとして初めて成功し、報酬1万円を得ることができました。

 

 最近はオンラインに限らず、オフラインでも副業として聴覚障害者でもできる仕事を見つけました。耳に障害があっても黙々と作業ができる面を活かし、指示に従って仕事をこなしています。接客や電話応対は必要ありません。そのおかげで会社給与と合わせて年間500万円を稼ぐことができました。

 

 この経験を通じて、障害があっても「できること」はたくさんあると実感しました。私自身、何度も壁にぶつかりながらも、諦めずに挑戦を続けてきました。同じように悩み、苦しんでいる方へ、私の経験が少しでも励みになればと思い、このブログを運営しています。

 

 「障害があっても、自分らしく生きる道は必ずある。」
 私の経験が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

 

注釈
※1:現在は2024年2月時点で混合性難聴3級になってしまいましたきっかけは補装具の新調のために聴力検査が必要となったため検査結果がこれでした。
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